CMS(カメラモニタリングシステム)化のための検証試験!
ミラー替わりとなる3台(右サイド・左サイド・ルームバック)のカメラのモニターを運転席前方に取り付け、通常走行、バック走行、夜間走行、夜間後続車照明の影響等々検証してみました。
結果は上々で、従来のミラーより視覚範囲も広くて明るいので見やすくなりました。特に夜間では、ミラーとは比較にならないほど見やすく安全性も向上することがわかりました。
ミラーをカメラに替えることにより、車幅が約20cm弱減少すると同時にミラーより高い位置に取り付けられるため接触防止効果も期待できます。
そして何よりも大きな成果は、運転手の視線移動が少なく疲労度が軽減されることでした。最高時速20kmで公道を走行するため、後続車の流れを見ながら運転しなくてはならず、バックミラーやサイドミラーを頻繁に確認する必要があります。ハンドル前に3台のモニターを並べることで少し視線を下げるだけで後部、左右の確認が容易にできるようになります。
今後雨天走行やディスプレイ輝度など検証しなければならないことはたくさんありますが、CMS化を実現することの大きなメリットが見いだせた検証試験となりました。
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